70点 イギリス【ミュージカル】 オペラ座の怪人 ハー・マジェスティーズ劇場 The Phantom Of The Opera Her Majesty’s Theatre

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「オペラ座の怪人」のミュージカルを、本場の「ハー・マジェスティーズ劇場」で見てきた。

とりあえず、イギリスにいる間に本場のミュージカルを見ておきたいというのが先にあった。
「レ・ミゼラブル」「ライオン・キング」等あったが、感覚で「オペラ座の怪人」にした。

「金田一少年の事件簿」の「オペラ座館殺人事件」から来る不気味さが決め手。
そもそも、日本人の9割は「オペラ座の怪人」を知った理由が「金田一」でしょ。

ワテはミュージカルには基本的には興味はない。
ニコニコ動画の「あいつこそがテニスの王子様」は死ぬほど見た。
そんな初心者のワテでも良かったなと思える程には良いものであった。

オペラ座の怪人とハー・マジェスティーズ劇場について

オペラ座の怪人(Le Fantôme de l’Opéra、The Phantom of the Opera)は、フランスの作家ガストン・ルルーの小説『オペラ座の怪人』を基にしたミュージカル。
豪華な衣装や舞台装置に大金をつぎ込むメガミュージカルの先駆けとして、1986年10月9日ロンドンのウエストエンドの「ハー・マジェスティーズ劇場」で初演され、1988年1月26日にはニューヨークのブロードウェイでも上演がはじまり、大ヒットとなった。
ロンドンでは『レ・ミゼラブル』に次ぐミュージカル史上第2位の22年、ニューヨークでは21年の史上最長ロングラン公演記録を現在も更新している。
東京でも1988年の4月に劇団四季が上演を開始した。日本でも上演劇場を変えながら断続的に長期公演を行っている。

Wikipedia

「Her Majesty’s」と女王の名を掲げているが、残念ながら「王室御用達」ではない。

確かに、よく見ると若干マークが違う。

チケットと席について

Stalls(屋台):1階
Royal circle(王室の円):2階
Grand circle(壮大な円):3階
Balcony(バルコニー):4階

LW Theatres | London Theatre Tickets Direct From The Official Box Office
Official website for Andrew Lloyd Webber's theatres in London. Get the best seats at the best price for top London musicals and the best West End shows.

チケットを購入出来るサイトはいくつかあるが、上記サイトが本家と思われる。
3つのサイトを比べてみたが、本家が一番多く席を揃えており、値段も安かった。

席選びについて

客席数は1,200席。
上演時には、8~9割は埋まっていた。
密です。

ワテは本家サイトにて£99.50のチケットを購入。(H22、H23)
※時期や曜日によって、値段は変動する。

値段の割に、そこそこのいい席が取れたと満足している。

もう一度チケットの買い直しが出来るなら「A列中央付近」かな。
一番の見どころのシャンデリア落下が後ろになるので値段が安いと思われるが、ステージを間近で見れるメリットの方が大きいと思う。
肝心のシャンデリア落下のシーンは、後ろを向いてしまえばいいし。
シャンデリアが自分の真上も通過し、距離も一番近い位置を通ることになるハズ。

「D列、E列」が値段が高いだけあって、シャンデリアが落ちてくる真下になる。
真下になるのは「D19~22とE19~22」あたり。
一番良いのは「E20、E21」かな。
割と速いスピードでシャンデリアが落ちてくるので、スリルがあると思う。

ただ、劇場を見ている間、ずっと自分の真上にシャンデリアがあるのは、ストレスになるように思う。
シャンデリアが事故で落ちる危険は無いと思うが、万が一落ちてきたら死ぬレベルの物が、自分の真上で揺れているって、ストレス溜まるよね。

2階先頭のA列が、1階のK列の真上くらいの位置である。
結構ステージまでが遠く感じる。
ワテは選ばないかな。

写真の通り、スペースは狭い。
座っている人の前を通る時は、一度立ってもらう必要がある。

中央付近に席を取ったら、早めに座っておかないと迷惑がかかる。
しかし、早めに座っておいてもトイレに行きたくなると困るというジレンマ。
強い心を持った方が早い。

トイレ事情

女子トイレはかなり混む。
ワテらは40分前に会場入りしたが、その時点ではトイレはガラガラであった。
25分くらい前までは空いていたと思う。

ミュージカルは前半80分、後半60分の間に20分休憩が入るが、休憩時はかなり込み合う。

バー

会場内にバーがあり、お酒等が売られている。
ここでお酒を買い、劇場内に持ち込み、ミュージカルを見ながらお酒を飲めるようである。

うーん。。。
ワテは特に何も買わなかった。

ミュージカルの感想

英語でしかもミュージカル。
ほとんど何を言っているかはわからなかった。

まあ、ミュージカルというものはストーリーなんてどうでも良くて、雰囲気を刹那的に楽しむものだと思っている。

普通に楽しめた。

劇場に入って最初に思ったのが、想像よりもだいぶこじんまりとしている。
悪い意味ではなく、観客席からステージまでが近いという良い意味。

ステージ自体も広々とはしておらず、この狭いスペースで空間をうまく利用してミュージカルやるんだなと。
めっちゃ小さいのに高性能なスマホを見た時と同じ方向性の感情が湧いた。

開始5分程で、1回目のクライマックスシーン。
シャンデリアがゆっくりと上に上がっていく。

オペラ座の怪人のテーマも流れ、最初からかなりいい感じだ。

前半のラストで、2回目のクライマックスシーン。
シャンデリアが上から落ちてくる。
ここは絶頂を迎える。

このまますぐに20分休憩に入るが、休憩中にシャンデリアが上に上がっていく。
速攻でトイレに行ってしまうと、これが見れない。
でも見終わってからトイレに行くと、既にメチャクチャ混んでいることになる。

休憩中であり劇中ではないので、シャンデリアが上がっていく様子を写真や動画で納めている人が多かった。

前半で絶頂を迎えてしまい、後半は消化試合。
たぶんミュージカル側もそれを理解しており、後半はマジック要素や本物の火が噴き出る等のサービスで盛り上げていた。

地下水路を簡易船で移動するシーンがあるが、船感が凄かった。
当然ステージの上に水は用意できないので、たぶんタイヤで移動しているんだと思うが、本物の船感が出ていた。

パンフレット:Brochure

£10.00

箪笥の肥やしにパンフレットを購入。

イギリス【旅行】 ロンドン1泊2日 ハー・マジェスティーズ劇場等

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