イギリス【王室御用達】 マーマイト Marmite Yeast Extract

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単品で食べると、しょっぱくて苦くて、ゲロまずだ。
イギリスに来たばかりの頃に、一度買ってみたが、まずくて速攻捨てた。

先日、宿泊したホテルの朝食に置いてあったので、パンに塗って食べてみた。
相変わらずゲロまずだった。

ネットで調べてみると、どうもバター等と合わせて塗ると、独特の味になるとのこと。
味よりも、化学的な観点から興味が湧いたので、いろいろと調べてみたくなった。

< 商品名 >
Marmite:マーマイト(ブランド名)
Yeast Extract:酵母エキス

Rich in B Vitamins:ビタミンBが豊富
Vegan spread:ヴィーガンの塗り物

< 値段 >
Tesco(テスコ):£2.49(250g)【2020年12月】(£1.00/100g)

< 値段 >
M&S(マークス&スペンサー) £2.70(250g)【2021年12月】(£1.08/100g)

M&Sでも売っている。
マーマイトに関しては、これはもう美味しいとか不味いとかではなく、イギリスという国のシステムに組み込まれた、必要な存在なんだと思う。

エリザベス女王の王室御用達紋章

https://www.unilever.co.uk/brands/food-and-drink/marmite.html

Marmite was conceived in 1902 and the Marmite Food Company opened a small factory in Burton-on-Trent where it still resides today.
マーマイトは1902年に考案され、マーマイト・フード・カンパニーがバートン・オン・トレントに小さな工場を開設し、現在に至っている。

Before Louis Pasteur realised that the cells in yeast were in fact living plants, people simply discarded this by-product of the brewing process.
ルイス・パスツールが酵母の細胞が生きた植物であることに気づく前は、醸造過程の副産物である酵母を単に廃棄していた。

German scientist Liebig then went on to make yeast into a concentrated food product – one that resembled meat extract but was in fact vegetarian.
ドイツの科学者リービッヒは、酵母を濃縮食品にして、肉のエキスのようだが、実はベジタリアンであることを明らかにした。

「リービッヒ冷却器」で有名な、あの「リービッヒ」だ。

Today Marmite is a nutritious, black, tasty, savoury spread enjoyable on toast or bread or even as a cooking ingredient.
今日のマーマイトは、栄養価が高く、黒くて美味しく、香ばしいスプレッドで、トーストやパンに塗ったり、料理の材料としても楽しめる。

Following the discovery of vitamins in 1912, yeast was found to be a great source of five important ‘B’ vitamins.
1912年にビタミンが発見された後、酵母には5種類の重要なビタミンB群が豊富に含まれていることがわかった。

As a result Marmite was included in soldiers’ ration packs during World War I. It became a dietary supplement in prisoner-of-war camps in World War II and was sent to British peacekeeping forces in Kosovo to boost morale in 1999.
その結果、マーマイトは第一次世界大戦では兵士の配給パックに含まれ、第二次世界大戦では捕虜収容所で栄養補助食品として使用され、1999年にはコソボの英国平和維持軍に士気を高めるために送られた。

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