50点 イギリス 水軟化剤 カルゴン Calgon Powerball Tabs

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< 商品名 >
Calgon:カルゴン(ブランド名)
Powerball Tabs:パワーボールタブレット

3 in 1 Protects from Limescale + Dirt + Odours
3 in 1 ライムスケール+汚れ+においから守る

No.1 recommended by leading washing machine manufactures
大手洗濯機メーカー推奨品No.1

カルゴン(レキット・ベンカイザーが認める大手洗濯機メーカー
Bosch:ボッシュ
Siemens:シーメンス
Whirlpool:ワールプール

< 値段 >
Tesco(テスコ):£5.00(15個入り)(£0.33/個)

評価:30点(当初)

イギリスにやってきて半年程経過した頃に、本製品をパッケージ買いした。
当時、これは1ヵ月に1回程度、定期的に洗濯機を掃除するものかと思っていた。
しかし、どうやら毎回の洗濯で使用するものらしい。

月1回ペースで使っていて、無くなりそうになったので、補充しようとした際に調べてみたところ、毎回使うものであったことが発覚。

結果的には、毎回の洗濯に使っていないが、それで問題が起きていない。
問題が起きていないのであれば、必要がないということだと思う。

そもそも、洗濯毎に£0.33もお金を掛けるのは辛い。

評価:50点(2022年8月追記)

洗濯機の汚れ(ヘドロやカビ)対策にカルゴンが良いと聞いたので、3ヵ月程前から毎回使うようにしてみた。

本当に、汚れにくくなった。
全く汚れないわけではないが、かなり不快感が抑えられる。

2,000円/月で、洗濯機が汚れにくくなる。
24,000円/年。

うーん、汚れはある程度我慢して、数年使い捨てで洗濯機を買い替えた方が賢いという気もするが。

WITHOUT CALGON:カルゴン無し

Limescale, dirt and detergent residues accumulate behind the drum, in the filter and in the pipes.
ドラムの裏側やフィルター、配管に石灰華や汚れ、洗剤の残滓が蓄積します。

This not only may cause your machine to break down, but also may be the source of malodours which prevent you from getting perfect laundry results.
これは洗濯機の故障の原因になるだけでなく、洗濯物の仕上がりを悪くする悪臭の元にもなります。

WITH CALGON 3 in 1:カルゴン有り

For a protected, clean and extra fresh** machine, Calgon has 3 neutralising actions:
カルゴンには3つの中和作用があり、洗濯機を保護し、清潔に保つことができます。

Powerful limescale protection that helps prevent machine breakdown.
強力な石灰化防止機能により、洗濯機の故障を防ぎます。

Anti-dirt actives help protect from the accumulation of dirt and detergent residues.
防汚効果で汚れや洗剤の残留物の蓄積を防ぎます。

Helps prevent malodours forming in the machine.
洗濯機の悪臭を防ぎます。

Use in EVERY WASH
洗濯毎で使用してください。

Add one Calgon tablet on top of your normal detergent in the main wash compartment.
メインの洗濯機収納部にある通常の洗剤の上に、カルゴンタブレットを1錠入れてください。

Dose the quantity of laundry detergent recommended for soft water.
For best result use with phosphate free detergents.
軟水用の洗濯洗剤の推奨量を投入してください。
最良の結果を得るには、リン酸塩を含まない洗剤を使用してください。

Suitable with all types of fabric.
あらゆる布地に対応します。

Contains 15% – 30% Poly carboxylates, < 5% Perfume
ポリカルボン酸15%〜30%含有、香料5%未満

どんな反応が起きているのかを調べてみた。
半分はワテの予想なので、参考程度にしていただきたい。

カルゴンによる反応

Poly carboxylates:ポリカルボン酸

ポリカルボン酸は、分子量が高く(Mr≦100 000)、カルボキシル基を多く持つ線状高分子。
アクリル酸のポリマー、またはアクリル酸とマレイン酸の共重合体。
ポリマーはナトリウム塩として使用される。

ポリカルボン酸は洗剤の軟化剤として使用される。
低濃度でも高いキレート力を持つため、洗濯物の付着物を減らし、ライムスケールの結晶成長を抑制することができる。

ポリカルボン酸は生分解性に乏しいが、生態毒性は低い。下水処理場では、ポリマーは大部分が汚泥に残り、廃水と分離される。

Wikipedia

ポリカルボン酸は、カルボン酸が重合したことを示しているだけであり、一つの決まった化学式としてあらわすことは出来ないが、代表例として下記のようなものがあるようだ。
通常は「Na塩」となっているが、水中では電離して下記の状態で存在することになる。

「カルシウム(イオン)」や、「マグネシウム(イオン)」と反応して、下記のような状態になる。

ポリカルボン酸は生態毒性は低いものの、生分解性に乏しいとのこと。
それって、一般的なプラスチックの特徴では?
マイクロプラスチックを海に流すのはNGで、カルゴンを海に流すのはOKの理由が、ワテには良くわからない。

参考 花王より ポリカルボン酸ポリマー 安全性要約書

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