歯磨き粉 ホワイトニング 過酸化水素

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歯磨き粉とホワイトニングについて調べたことをまとめる。

ホワイトニングについて

ワテはなんとなく「ホワイトニングは危険」というイメージを持っていた。
子供の頃に「ホワイトニングは歯を白くするのではなく、研磨剤で削って白く見せかけている」と聞いた記憶があり、それが印象に残っていたからだ。

その為「ホワイト」と付くような歯磨き粉は避けていた。

調べてみると、若干誤解があったようだ。
どうやら、研磨剤で削っている訳ではないが、酸で溶かしているとのこと。
いや、駄目じゃん!なんとなく危険な感じがするよ!

ホワイトニングの成分

酸として使うのが「過酸化水素」とのこと。
ネットで調べてみると「過酸化尿素」という単語が良く出てくる。
どうやら「過酸化水素」と「尿素」が水素結合で固体化するようだ。

過酸化水素‐尿素

通常、過酸化水素は液体であり、不安定である。
過酸化水素‐尿素としておくことで、安定な固体状態として扱える。
水に溶かせば、尿素と過酸化水素に分解される。
過酸化水素

過酸化水素の酸素の酸化数は「‐1」の不安定な状態の為、
安定な「‐2」になろうとし、酸化力を示す。
酸条件の方が酸化力が強いが、中・塩基性条件でも酸化力を示す。

<酸性>
H2O2 + 2H+ + 2e- → 2H2O

<中・塩基性>
H2O2 + 2e- → 2OH-

過酸化水素は、化学式 H2O2 で表される化合物。主に水溶液で扱われる。
対象により強力な酸化剤にも還元剤にもなり、殺菌剤、漂白剤として利用される。
過酸化水素は不安定で酸素を放出しやすく、非常に強力な酸化力を持つヒドロキシラジカルを生成しやすい。
過酸化水素は活性酸素の一種ではあるが、フリーラジカルではない。強い腐食性を持ち、高濃度のものが皮膚に付着すると痛みをともなう白斑が生じる。
過酸化水素は衣料用漂白剤としても利用される。
食品分野ではうどん、かまぼこ等の漂白目的の食品添加物として認可されているが、日本では1948年(昭和23年)に食品添加物として初めて指定され、1969年(昭和44年)に「うどん、かまぼこ、ちくわにあっては0.1g/kg以上、その他の食品にあっては0.03g/kg以上残存してはならない」とする使用基準が設けられた。
その後、弱い動物発がん性が認められたとの報告があったことを踏まえて、過酸化水素が分解しやすいという特性から、1980年(昭和55年)2月に使用基準が「最終食品の完成前に過酸化水素を分解し、または除去しなければならない。」と改められた。
洗浄・すすぎ・消毒・保存が1液で可能なコンタクトレンズの洗浄剤としても使用されている。

Wikipedia

危険なのか、大丈夫なのかよくわからない。
安全とは確信が持てないが、少量であれば食品にも使われているし、目に入れるコンタクトレンズでOKなら、そりゃあ食べても大丈夫でしょ。

過酸化水素の歯磨き粉への使用について

Hydrogen Peroxide:過酸化水素

基本的には日本では「使用禁止」とのこと。
イギリスでは、普通に市販で売られている。

ワテの最終判断

ただちに問題とは思わないので、買ってしまった歯磨き粉分は使おうと思う。
が、継続しての使用は、少しずつダメージが蓄積していきそうなので、敢えて使うことは止めようと思う。

そもそも、ワテはホワイトニングに興味は無いし、そこまで歯は白く無くて良い。
見苦しくない程度に体裁がとれればそれで良い。

過酸化水素の入った歯磨き粉

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